相手の考えをきちんと理解する事の難しさ

最近読んだ本にこんなことが書いてあった。「あなたは何色が好きですか?」という質問をした時、私達は恐らく「何色」とか答えると思うけど、イギリス人は、「それは花の色?鞄の色?車の色?」と聞き直されるという話があった。
つまり「色」というのは、イギリス人にとっては独立して存在している概念ではなくて、特定の物質に紐づく属性として認識している訳である。薔薇の赤は、フェラリーの赤とは違う訳。
色という概念を、独立した概念と捉えるか、他の物質に紐づいている属性と考えるかでこんだけの違いが出る訳だけど、これは他の文化をしらないと気付かない事で、ここまでの差異は同じ国民が仕事をしてるとあまりないとしても、世代間、育った環境、教育やもちろん性格とかでも、この差は生じる事なんだと思う。
相手の考えをきちんと理解するためには、何気なく使う言葉や概念の意味をきちんと共有して進めないといけないと感じた事例で、大変勉強になった。
来期に向けて、4セグメントで4リーダで事業を進めていく体制作りをしているので、しっかりとコミュニケーションをとって進めようと肝に銘じよう。

ー社長の独り言

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