IPv6

こんにちは。
紅葉も散り出し、少しもの寂しくなってきましたね。
皆さん今年は紅葉を観に行かれましたか?
日毎に寒さが厳しくなってきますので、暖かくしてお過ごしくださいね。

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今日は先々週お約束していたとおり、「IPv6」について書いていきたいと思います。

前の記事で、「IPv4」ではいずれIPアドレスの数が足りなくなってしまう可能性があると書きました。
ネットにつなぐ部分の要素が足りないということは、ネットにつながりにくくなり、速度低下につながります。
そこで解決策として現れたのがこの「IPv6」です。

「IPv6」は「8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e」のような感じでとにかく長いです。
分かりやすく例えると、郵便番号の7桁化や080や070など携帯番号のバリエーションが増えたことようなイメージですね。
「IPv6」では、2の128乗、約340澗(340兆の1兆倍の1兆倍)個のIPアドレスが使用できるようになり、ほぼ無限であるといわれています。
43億個と比べると、とんでもない数ですね。

さらに「IPv6」の良い点として、通信速度が速い点が挙げられます。
その理由は「接続方式」にあります。
インターネットへの接続方式として「PPPoE」と「IPoE」の2種類があります。
電車に例えるなら、PPPoEは、有人改札。IPoEが自動改札というイメージです。

「IPv4」では「PPPoE」しか使えないため、v6のほうが速度が速くなるのです。

ここまでメリットがあると、はやく「IPv6」に変えたほうがいいと思われるかもしれませんね。
ただ、IPv6にはIPv4と互換性がないのです。
そもそも規則が違うため、IPv4ではIPv6のWebが見られず、逆もまた同じです。
まだまだIPv6に対応していないものも多いので、すぐに移行するというのは難しいみたいですね。
しかし、どんどんIPアドレスがなくなっているこの時代ですから、いずれ移行することになるでしょう。

今日参考にさせていただいた記事はこちらです。
https://setsuzoku.nifty.com/koneta_detail/191108001088_1.htm
https://wa3.i-3-i.info/word11735.html

今日も安全に過ごせますように。

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