VPN
こんにちは。
ついにセミが大合唱を始めましたね。
家の中でも、クーラーをつけないとサウナのように暑く、とても生活できません。
外に出る用事がある方やお仕事をなさっている方などは無理なさらないようにしてくださいね。
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今日はVPNについて書いていきたいと思います。
皆様はVPNという言葉をお聞きになったことはありますか?
インターネットに詳しくない方は恐らく耳馴染みのない言葉だと思います。
VPN とは Virtual Private Network の略で、あるネットワークの中に、別のプライベートなネットワークを仮想的に作り出す技術です。
VPNによって1つのネットワークの中に個別の仮想的なネットワークを用意することで、各ユーザはあたかもそこに自分専用のネットワークがあるかのように通信を行うことができます。
従来、企業ネットワークが離れた場所で通信を行う際「専用線」と呼ばれる通信サービスを用いるのが基本でした。
しかし、専用線は利用拠点ごとに1回線のネットワーク回線が必要となることから、物理的な問題が多く、長距離であるほどコストが膨らみやすいという問題点がありました。
しかしVPNは、インターネット上に構築された仮想の専用線を用いて通信を可能にします。
拠点間の距離に関わらず同一のLANを構築できるため、ネットワークの柔軟性が高く、コストも安いという長所があります。
少し難しい単語ばかりでややこしいですね。
例えで説明してみましょう。
大阪に本社があり、京都に支社があるとします。
本社にはLAN内に業務で使用するサーバがあります。
京都の支店もLANが構築されています。
ある時京都支店のAさんは、本社のサーバにの中にあるデータが必要になりました。
しかしそのままでは京都の支店から大阪の本店のLAN内のサーバにアクセスすることはできませんね。
ここでVPNを導入してみます。
VPN専用のルータを使用し、大阪と京都の社内LANをつないでひとつのネットワークにすることができました。
こうすることで、京都の支店から大阪の本店のサーバにアクセスすることができるのです。
簡単に言えば、LANとLANを接続するということです。
今回は大まかにVPNについて説明しました。
次の次の回で、VPNの種類について書いていきたいと思います。
今回参考にさせていただいた記事はこちらです。
pc-master.jp/internet/vpn.html
今日も楽しい一日になりますように。