新紙幣

こんにちは。
10月に入り、秋になって、、きましたか?
秋ってなんだっけと考える今日この頃です。
秋を感じるために芋や栗などの秋限定フードを食べに行きたいと思います。
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さて今日は新紙幣について書いていきたいと思います。
皆さんは新しいお札はもう入手できましたか?
2024年7月3日に発行されました。

ではクイズです。
お札の肖像になった3名の人物、フルネームをいうことはできるでしょうか?
正解は、
一万円札:渋沢栄一
五千円札:津田梅子
千円札:北里柴三郎
ですね。
それぞれどんな人物なのでしょうか?

●渋沢栄一
1840年~1931年
明治から昭和初期にかけて活躍した日本の実業家です。
「近代日本経済の父」とも呼ばれており、生涯でおよそ500の企業の設立や育成に関わってきました。
江戸時代、現在の埼玉県で農家に生まれました。
若いころは後の徳川15代将軍一橋慶喜に仕えました。
20代後半には、徳川昭武に随行して、パリの万国博覧会を見学したり、ヨーロッパ諸国を訪れ、先進的な経済の見聞を広めました。
その後、明治政府に招かれて大蔵省の官僚として、さまざまな政策立案を行い、新しい国作りに深く関わりました。
退官後、日本最初銀行「第一国立銀行」など、様々な企業や団体の設立に携わりました。

●津田梅子
1864年~1929年
いまの津田塾大学を創立した、明治から昭和初期にかけての教育家です。
江戸時代末期に生まれ、明治4年に女性初の留学生の一人として岩倉使節団とともにアメリカに渡りました。その時まだ6歳でした。
ジョージタウンに住む夫婦のもとに訳1年滞在し、17歳の時に帰国。
そして華族女学校教授に就任しました。
その後再び渡米して留学し、ブリンマー大学で生物学を専攻します。
帰国した後、1900年に女子英学塾を創設し、女性の地位向上と、女子高等教育に尽力しました。

●北里柴三郎
1853年~1931年
破傷風菌の純粋培養に世界初成功し、その治療法を確立させるなど、明治から大正にかけて伝染病の予防などに大きな功績を残した、世界的な細菌学者です。
江戸時代、現在の熊本県に生まれ、東京医学校で学びました。
卒業後ドイツ留学し、オランダ人軍医マンスフェルトに師事します。
1889年に世界で初めて、不可能とされていた破傷風菌培養に成功しました。さらに翌年には破傷風菌抗毒素を発見。
それを応用して血清療法も確立しました。
帰国後は、「私立北里研究所」を設立し血清開発を続け、野口英世や志賀潔など多くの弟子の指導・育成に取り組みました。
その後、慶應義塾大学医学部の創設に関わったり、日本医師会などの医学団体や病院の設立を行うなど大きな功績を残し、「近代医学の父」とも呼ばれています。

いかがでしたか?
経歴を読んでいると、目標に向かって努力し続けることの大切さや、勉強の重要さが分かりました。
ちなみに…旧紙幣が使えなくなることはないので、そのような詐欺にはご注意くださいね。

今日も楽しい一日になりますように。