こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
過ごしやすい気候になってきましたが、突然夏のように暑い日があったり、かと思えば少し防寒が必要だったりと、衣替えのタイミングが難しいですね。
季節の変わり目、無理なさらないでくださいね。

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今日は何の日シリーズです。
今回は語呂合わせではありません。
ある果物の記念の日になります。
…正解は「禅寺丸柿の日」でした。

2012年10月21日に、麻生区が区制30周年を迎えた際、禅寺丸柿が「麻生区の木」に選ばれたことを記念して神奈川県川崎市麻生区の麻生観光協会が制定しました。​

禅寺丸柿ってどんな柿かご存知でしょうか?
禅寺丸柿は小ぶりで丸く、種が多い「不完全甘柿」。
熟すと濃い甘みとコクが出るのが特徴です。​
完熟した実には黒い筋のような模様(条紋)が入り、これが甘みの熟成のサインとされます。​

鎌倉時代前期の1214年(建保2年)に、現在の川崎市麻生区・星宿山蓮華院王禅寺の山中で偶然発見されたと伝えられています。​
それまで日本にあった柿は渋柿ばかりだったため、禅寺丸柿は「日本最古の甘柿」として貴重な存在になりました。​
現在は「柿生禅寺丸柿保存会」など地域団体が中心となり、伝統を守り続けています。保存木(樹齢約450年の原木)も王禅寺境内に残されています。​

今日は美味しい柿の見分け方について書いていきたいと思います。

柿を選ぶときは以下の3つをチェックしてみましょう。

  1. 見た目:色・ツヤ・ブルーム
    オレンジ色が濃くムラのないものが食べ頃です。
    表面にうっすら白い粉(ブルーム)があれば新鮮な証拠。
    甘柿の黒い筋模様(条紋)は美味しく熟しているサインです。​
  2. ヘタ:色と隙間
    ヘタが緑色でピンとしているものを選びます。
    果実との間に隙間がないものが新鮮で、水分が保たれています。
  3. 重さ:ずっしり感
    同じ大きさなら「重い柿」を選びましょう。果肉が詰まっていてジューシーです。

スーパーや八百屋さんに柿が並んでいますね。
秋の味覚である柿、美味しいものを選んでぜひ楽しんでみてください。

今日も楽しい一日になりますように。