WinActor①
さて、皆さまは”RPA”という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?日本国内では2017年には大ブームが始まり、今では、RPAは、AIやIoTと並び、誰もが一度は耳にしたことのある最注目ITワードとなりましたが、まだまだ深い知識は無いという方や、AIとRPAの違いや関係性が分からない、という方も多いようです。今回はその”RPA”について書いていきたいと思います。 ①RPAとは? RPAというのは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略称で、仮想知的労働者(Digital Labor)とも呼ばれます。ルールエンジン・機械学習・人工知能などを活用し、ホワイトカラーのデスクワーク(主に定型作業)を、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する仕組みです。人間と共存し、業務を分担することによって売り上げに寄与する働きが期待されます。 ②RPAによるメリット RPAは創造性が必要な業務や属人性を求められる業務、コミュニケーションが必要な業務はできませんので、ルール化できる作業をRPAが担うことで、人間はより「人間にしかできない仕事」に力を注ぐことができます。RPAと人間がそれぞれの能力によって最適な棲み分けを行えば、最低限の人件費で売り上げ拡大を実現できます。また、RPAは、人間と同レベルのサービスと品質を人間以上の迅速性と正確性をもって実現し、人間が1日8時間働くところ、RPAは3倍の24時間働き続けます。RPAの速度は、人間のパソコン操作速度の約3倍です。RPAの導入と維持にかかるコストは、派遣社員一人を雇用するより遙かに低く、コスト削減も期待できます。 ・膨大な量の仕事を迅速にこなすことができる・作業が正確で、エラーがほとんど発生しない・コスト削減・パワハラやセクハラなどの人間関係トラブルが発生しない・業務外におけるコミュニケーションやスキンシップが不要 そこで、皆様にご紹介するのは、国内シェアNO.1の「 WinActor ®」です。「 WinActor 」は、NTTグループにより開発された純国産「RPA」ソフトです。様々な業界・業種において、定型業務の省力化や作業効率と品質の向上に貢献し、人材を付加価値の高い作業へ最適配置する手段として、お客様より多くの評価を頂いております。その幅広く導入しやすく、導入後も安定して利用しやすいという特徴から、おかげさまで800社を超える企業様にご活用いただいております。(2018年2月末現在)複数パターンのロボ作成方式の組み合わせと、フローチャート方式でのロボ作成手順により、複雑な業務処理にも柔軟な対応が可能です。 01.あらゆるアプリケーションに対応! Windowsで操作可能なソフトに対応しています。IEやOffice製品、ERPやOCR、電子決済、個別の業務システムや共同利用型システムまであらゆるアプリケーションの操作を自動化できます。 02.特別な環境構築は不要! PCへインストールするだけですぐに使用可能です。インストール作業も簡単です。 03.充実したサポート スターティアレイズの認定技術者がご質問やお悩みにお答えいたします。導入後のフォローも万全です。WinActorの「RPA技術者検定」も用意されており、幅広いレベルの検定でお客様の技術習得をサポートしています。 04.低コストから導入可能! まずはトライアルからスタートし、徐々に機能を導入頂けます。ご自身の企業に最適な形で導入いただくことができます。 次回はWinActorについて詳しくお伝えしたいと思います。
セキュリティ対応三社研修②
こんにちは。前回に引き続き、セキュリティ三社研修をご紹介したいと思います。今回は、この研修で身につくスキルについてお話しいたします。 習得できるスキルは主に6つあります。 ①セキュリティトレンド学習 実際にどのようなセキュリティインシデントが起きているのかを学ぶことができます。定期的に内容を更新していくため、IPAが提供する最新の傾向を習得することが可能です。 ②危機管理能力 シュミレーション中に発生する、様々なインシデントに実際に対応していただきます。インシデントが発生した際の対応の検討と、さらに実施能力を身に付けることができます。 ③ステークホルダー関係構築能力 まず、チーム内では同じ部署として、部長や課長、社員を各個人に演じていただきます。さらに講師が演じる、専務や、他部署の社員、様々な外部のステークホルダーにも接していただきます。そのため、部署内での上司・部下を始め、外部のステークホルダーとの関係構築、エスカレーション、リレーション構築能力を習得できます。 ④マニュアル作成能力 実際に体験したシュミレーションに基づいて、新たな自社のマニュアルを作成していただきます。それにより、現実的で実際に使えるマニュアルの作成能力が身に付きます。 ⑤インバスケット能力 このシュミレーションでは、インシデントだけでなくたくさんの通常業務を同時にこなしていただきます。制限時間内に効率的に与えられたタスクを処理することが求められます。複数のタスクの適切な処理能力も習得することが可能です。 ⑥人材アセスメント能力 この研修は各社ごとにチームで行います。チーム内では実際の役職にとらわれず、部長や課長、社員の役割を演じていただきます。そのため、組織内のそれぞれの役割の人材のあるべき姿をアセスメントする能力を身に付けることができます。 「わかる」ではなく「できる」が体感できるセキュリティ三社研修に関心がおありの方は、下記までご連絡ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー tel : 06-6355-4554 mail : info@ds-network.co.jp address :〒540-0001大阪市中央区城見1-4-70 株式会社PSC内 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー この頃は台風や地震など、予期せぬ自然災害が多く発生しています。度重なる自然災害により被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早く被災地が復興と復旧がなされることを願っています。
セキュリティ対応三社研修①
こんにちは。今回は、今準備が進められているセキュリティ三社研修について書いていきたいと思います。 皆様はセキュリティについてどのようにお考えでしょうか?インターネットが普及し、皆が当たり前に使用する今の時代、誰しもが攻撃や事故にあう危険性を持ち合わせています。 例えば、インターネットを通じて、ウイルスを送りつけたり、政府機関や企業のサーバやシステムに不正アクセスを行われたりします。これにより、サーバやシステムが停止したり、ホームページが改ざんされたり、重要情報が盗みとられたりします。その他にも、コンピュータやソフトウェアの不具合などによる障害、社員や職員の過失、火災や最近でも多くなってきた自然災害でも、そのような事故は起こり得ます。 私たちが提案するセキュリティ研修では、「情報セキュリティ10大脅威」の中からいくつかの事例を取り出し、仮想的にインシデントを起こします。それをチームとしてゲーム感覚で疑似体験し、対処していきます。様々なインシデントにどう対応すればいいのか、「知識」だけではなく、実際に「できる」対応力を身につけることができます。それだけでなく、たくさんのスキルが身につくようになっているのですが、それはまた次回お話ししたいと思います。 毎日猛暑が続きますが、お身体にお気をつけてお過ごしくださいね。
相手の考えをきちんと理解する事の難しさ
最近読んだ本にこんなことが書いてあった。「あなたは何色が好きですか?」という質問をした時、私達は恐らく「何色」とか答えると思うけど、イギリス人は、「それは花の色?鞄の色?車の色?」と聞き直されるという話があった。つまり「色」というのは、イギリス人にとっては独立して存在している概念ではなくて、特定の物質に紐づく属性として認識している訳である。薔薇の赤は、フェラリーの赤とは違う訳。色という概念を、独立した概念と捉えるか、他の物質に紐づいている属性と考えるかでこんだけの違いが出る訳だけど、これは他の文化をしらないと気付かない事で、ここまでの差異は同じ国民が仕事をしてるとあまりないとしても、世代間、育った環境、教育やもちろん性格とかでも、この差は生じる事なんだと思う。相手の考えをきちんと理解するためには、何気なく使う言葉や概念の意味をきちんと共有して進めないといけないと感じた事例で、大変勉強になった。来期に向けて、4セグメントで4リーダで事業を進めていく体制作りをしているので、しっかりとコミュニケーションをとって進めようと肝に銘じよう。 ー社長の独り言
人を育てる難しさ
どんなビジネスも、スキルとしては、共通する人間的なスキルとその業務に応じた技術や知識スキルが必要である。ITの業界は、世の中の変化が激しいので、この後半の部分は常に勉強が必要だし、蓄積された経験が非常に重要となるケースも多い。特に勉強する方法や基本的なITリテラシーがないと、応用性が非常に狭く、すぐに役に立たないようになってしまう。ただこの分野はある程度の興味と少なくともある程度の教育を受けた人間の場合、動機づけと目標をしっかりと与えるとある程度は育成できるような気がする。 問題は、前半の人間的なスキルである。これは突き詰めると相手の立場-お客や同僚や上司-の立場でものを考えれるかって事になるのかなと思っている。相手の立場に立つというのは、非常に範囲が広い概念なので、このスキルの個人差は技術的なスキルの差よりも相当差が広がるケースがある。単にホウレンソウができるできないだけではなくて、以下に相手にとって次のステップがうまくいくような接し方ができるか、相手がいい気持ちになるような接し方ができるかが関係しており、育成する場合、マニュアル化してルールを作ってもこれは常に後手に回る事となる。 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」の山本五十六ではないが、実際に相手がどのように感じるかは、個人差があるので、自分の場合どの程度までのものを求めるのかは、実際にやって見せて、また相手にさせた後に、どのような動きが良かったかをほめる事で、次の応用がきく事になるのだと思う。 人を育てるのはこの人間的な成長の部分が大きく、持って生まれたベースの部分の差が大きいので、なかなか難しい。 ー社長の独り言
中国でのビジネスの注意点
中国人と仕事をする上で絶対に覚えておかないといけない事は、中国人は絶対謝らないという事、つまり自分の非は絶対認めない。もちろん個人差はあり、特に留学や外国の会社と働いた経験がある人は少し違うが、概ねこの傾向がある。その根拠となっているのは、面子であって面子をつぶされる事は、中国人にとっては死を意味するくらいひどい事である。 ではどうやって付き合うかというと、直接問題となっている事を追求するのではなく、別の第三者や第三社、または別の要因に相手の中国人のミスの理由を付け替えるという作業が必要になる。明らかに非があってもこの調子だから、責任の所在が微妙な問題において、相手に非を認めさせ、改善を促す事は至難の業。 今の日中関係においても、この直接正面から何が正しいかを突き止めるやり方では、一ビジネスマンの経験から導かれる結論だけど、解決は難しいと思う。 ー社長の独り言
小さい会社の強みって
私達は、数名の小さな会社です。全員の顔と名前どころか家族環境や経歴や性格もわかる。資金力はないけど、IT分野ではそれなりに技術もあると思う。IT分野は資本が要らないから、動きは速い。でも何か仕事を始めるとなると、資金力や人材力やいろいろな面で大手との競合になる。じゃあ何を売りにすればいいのかなって?ずばり意思決定と行動の速さかなと思う。いい意味でのトップダウン。逆にいえばこれを良い面にしないと勝てない。 ー社長の独り言