VPNの種類

こんにちは。
8月も半分を過ぎましたね。
暑さで体調崩されていませんか?
あまり無理せず、しっかり水分補給と睡眠をとってくださいね。
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今日は前々回の続きで、VPNについて書いていきたいと思います。
今回は、前に予告した通り、VPNの種類について書いていきます。

VPNは大きく分けると 2種類あります。
インターネットVPNとIP-VPNです。

インターネットVPNは、一般のインターネット網を使います。そのため暗号化が不可欠です。
主にIPsecという暗号技術が使われます。カプセル化、トンネリングなどにより、一般のインターネット網でも暗号化され保護されます。
暗号化はVPN専用ルータがすべて行ってくれるので、個々のデバイスにかかる負担も軽減されます。

IPsecとは、ネットワーク層レベルでパケットの暗号化や認証を行い安全な通信を行うためのプロトコルのことです。アプリケーションに依存せずにすべてのIPパケットのセキュリティを確保することができます。IPSecによるインターネットVPNは、IPSec-VPNとも呼ばれています。

IP-VPNは通信事業者の専用回線・閉域網などに作ります。閉域網とは通信事業者と契約を交わした人のみが利用できる、閉ざされたネットワークのことです。そのためセキュリティ面の信頼度が高く、情報漏えいや盗聴の心配がありません。暗号化せずにトンネルだけ用いることも多いです。
インターネットVPNでは それぞれの拠点が違う回線でもいいのですが、IP-VPNでは同じ回線にする必要があります。
常に通信事業者によって監視されているため回線品質は安定しており、回線速度も比較的安定しています。インターネットVPNと比べると費用はこちらのほうが高いです。

今回は少し難しい単語ばかりでしたね。
ややこしいですが、少しでも知識の一部としてお役に立てると嬉しいです。
参考にさせていただいた記事はこちらです。
https://www.itreview.jp/blog/archives/1688
https://www.gate02.ne.jp/column/26/

今日も楽しい一日になりますように。

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