IPv4
こんにちは。
もう11月も終わりますね。
気付けば今年もあと36日です。
…早いですね。
残り少ない2019年を、思い残すことなく過ごしたいですね。
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さて、今日はいつもに比べて少し難しい単語について書いていきたいと思います。
皆さまは「IPv4」という言葉を聞かれたことがありますか?
もしかしたら無い、という方もたくさんおられるかもしれません。
ネットワークに関わりのない方は普通に生活している中でこのような単語は使わないですよね。
今日はそんな「IPv4」について解説していきます。
「IPv4」を説明するにあたって、まずは「IP」についての知識が必要ですね。
IPは、インターネットプロトコルといって、インターネットに接続されたコンピュータ同士がデータをやりとりするための通信規約の事です。
通信を成立させるための共通の手順や規則(データの種類や転送方法、そのタイミングなど、あらゆる前提条件)をまとめた方式です。
それぞれのコンピュータを区別するために番号がつけられており、この番号をIPアドレスといいます。
現在IPはバージョン4と6が存在しており、そのバージョン4が今日取り上げる「IPv4」なのです。
IPv4アドレスは2進数で32桁で、アドレス総数は2の32乗個、つまり約43億個とあります。
32ビットのIPv4アドレスを表記する場合、8ビットごとに四つに区切って10進数に直し、ピリオドで区切った表記が広く用いられます。
…ちょっとあまりにも難しいですね。
簡単に言うと、「192.168.1.1」のようなアドレスの事です。
IPアドレスはネットワーク上の住所のようなもので、他の人と被ることはありません。
ですが、「IPv4」では約40億個くらいしかアドレスを作ることができないという訳です。
「そんなにあったら大丈夫でしょ?」そんな声が聞こえてきますね。
でも考えてみてください。今や世界中の人がインターネットを使用しています。40億個ではそのうち足りなくなってしまうでしょう。
そこで登場するのが「IPv6」です。
この「IPv6」については、一回箸休め回を挟んで再来週取り上げていきたいと思います。お楽しみに。
今日参考にさせていただいた記事はこちらです。
https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No26/090.html
https://wa3.i-3-i.info/word11734.html
今日も楽しい一日になりますように。