冷やし中華
こんにちは。
まだまだ雨が続きますね。
体調を崩さないように気をつけてお過ごしくださいね。
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今日は何の日シリーズです。
言うまでもなく有名な日ですが、今日はあえて別のテーマに注目したいと思います。
きっと当たらないと思うので、もう答えを言ってしまいますね!
正解は、「冷やし中華」の日でした。
いったいなぜこの日なのか?と疑問に思う方もおられると思います。
冷やし中華は暑い夏の象徴的な食べ物、ということで、暑さが本格的となる二十四節気の「小暑」となることが多い7月7日に制定されたようです。
面白い理由ですよね。
ということで今回は、冷やし中華について書いていきたいと思います。
夏になるとよく見かける「冷やし中華はじめました」の文字。
その一言だけで、五月蠅く共鳴するセミの鳴き声や、肌を焦がすような太陽の日差しが脳裏に浮かびます。
ではそんな夏の風物詩「冷やし中華」。皆様はもともとどこの国の料理なのかご存知でしょうか?
・・・「中華」とついていますが、実は日本料理なのです。
発祥については諸説あるようですが、現在最も有力とされているのが、仙台市青葉区錦町で今も営業されている「龍亭」発祥説のようです。
1937(昭和12)年の秋ごろ。
当時、クーラーなど冷房設備のない時代でしたから、暑いラーメンの売り上げは当然落ちてしまいます。
そこで夏にも集客できるメニューを考えられないだろうかと、龍亭の店主が組合長をされていた仙台シナ料理同業組合(現・宮城県中華料理生活衛生同業組合)が集まり、夏向きの冷たい麺料理の開発に取り組んでいたそうです。
試行錯誤のうえ出来上がった冷たい中華麺は、「涼拌麺」として発売されました。
その珍しさも相まって人気が高まり、市内の中華料理屋に広まっていったそうです。
そもそも中国では、冷たい麺料理は一般的でなく、水の環境の悪さのため、水を使った調理法は敬遠されるそうです。
日本はきれいな水がどこでも手に入る環境ですので、昔からざるそばや冷麦などの冷たい麺料理が食されてきました。
そこからどのようにして全国に広まったのか、今日参考にさせていただいた記事に詳しく載せられていましたので、ぜひご覧ください。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/18424
今日も楽しい一日になりますように。