インスタ映えに隠れる危険…?

こんにちは。
少しずつ紅葉が色づいてきましたね。
秋風に揺れる橙の葉を見ると、秋を実感します。
朝晩は冷えますので、体調を崩さないようお気を付けてお過ごしくださいね。

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皆様は写真を撮るのがお好きですか?
昨今、「インスタ映え」というワードをいたるところで耳にします。
おしゃれなスポットでカメラあるいはスマホを掲げている女子を目にすることは多いのではないでしょうか?
今日は、そんなカメラに関する、”セキュリティ面で気を付けたい”話を書いていきたいと思います。
一体どんな危険があるのでしょうか?

写真の内容で、映り込んでいる建物などから住所が特定されてしまったりする危険があるのは、皆さん周知の事実だと思います。
しかし、写真は映っている内容だけではなく、その写真自体にたくさんの情報が埋め込まれているのはご存知でしたか?

写真データにはGPSによる「位置情報」や、撮影日時・スマホやカメラの機種名などが詳細に記載されています。
これを「Exif(イグジフ:Exchangeable image file format)」といいます。
GPS機能付きのスマートフォンや携帯電話、デジカメで撮影するとExif情報が自動で付加されます。
アプリやソフトを使えば、位置情報を地図上に表示し、すぐに撮影場所をピンポイントで特定できてしまうという訳です。

この機能は、撮影場所ごとに写真を整理したり、検索したいときに使うと便利ですが、悪用されると色んな危険があります。
自宅で撮った写真をSNSであげるなら簡単に自宅を特定されますし、人の家で撮った写真を公開するなら、他人の自宅を晒してしまうことになります。

では、それらの情報を消すことはできるのでしょうか?
まず、撮影する時から位置情報をつけない設定にしましょう。
iPhoneであれば、カメラの「位置情報サービス」をオフにします。
もし付けたまま撮影してしまったなら、Exif情報を削除するアプリがあるのでそれを用いるといいかもしれません。

大手SNSやブログでは、Exifつきの写真を投稿しても、位置情報は自動的に消去されるようになっているようなので、少し安心ですね。

PCでの操作方法など詳しくはこちらの記事に載せられていましたので、またご覧になってみてください。
https://securitynavi.jp/2907

今日も幸せな一日を過ごせますように。

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