地震

こんにちは。
ゴールデンウイーク真っ最中。
最長で10連休の休みですが、いかがお過ごしでしょうか?
変わらずお仕事なさっている方もおられると思います。
皆様が充実した数日間を過ごすことが出来きますように願っています。
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最近地震が多いですね。
京都府南部が震源地の地震が連日続いており、不安を感じます。
私はスマホを所持しているのですが、地震が起こる前に緊急地震速報が通知されます。
一体どのようにして素早く通知することが出来るのでしょうか?
今日はその点について書いていきたいと思います。

皆様は地震の波のしくみを覚えておられるでしょうか?
理科の授業で学びましたが、今一度おさらいしておきましょう。
地震波にはP波とS波があり、P波の方がS波より速く伝わる性質があります。強い揺れによる被害をもたらすのは主に後から伝わってくるS波です。この差を利用することで、先に伝わるP波を検知した段階でS波が伝わってくる前に危険が迫っていることを知らせることが可能になります。

緊急地震速報は、日本全国の約690か所の気象庁の地震計・震度計に加え、全国約1,000箇所の地震観測網を利用しているそうです。多くの観測点のデータを活用することで、地震が起きたことを素早くとらえます。

地震波の伝わる速度は、数km/秒 程度です。それに比べ、情報を伝える電気信号は原理的には光の速度(約30 万km/秒)で伝わるため、非常に短い時間で遠距離まで情報を伝えることができます。
この地震波と電気信号が伝わる速度の差を利用することで、先に地震波を検知し、それを電気信号で気象庁に伝え、地震波が伝わってくる前にこれから揺れることを再び電気信号を使って伝えることができるというわけです。

コンピュータの性能の向上により、震源やマグニチュードを迅速に正確に計算することも出来ます。

私たちの日常生活に通信は欠かせないことが、この地震速報からも良く分かりました。

今回参考にさせていただいた記事は気象庁のHPです。
図とともに分かりやすく解説されていますので、ぜひご覧になってみてください。

今日も幸せな一日になりますように。

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