夏目漱石

こんにちは。
一度暖かくなったかと思いきや、また寒くなりましたね。
私の周りでは体調を崩しておられる方もおられます。
皆様もくれぐれもお気を付けて暖かくしてお過ごしくださいね。

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さて、今日は何の日シリーズです。
今日は語呂合わせではなく、○○の日と定められています。
…正解は「漱石の日」でした。
皆さんご存知でしたか?

漱石というのは、もちろん夏目漱石のことです。
1911年の今日、文部省が夏目漱石に文学博士の称号を贈ると伝えたのに対して、「自分には肩書きは必要ない」と言って辞退しました。この逸話に由来して「漱石の日」と呼ばれています。

ということで今日は夏目漱石について少しだけ書いていきたいと思います。

教科書に必ずと言っていいほど顔写真もついているので、容易に顔を思い出すのではないでしょうか?
夏目漱石と言えば皆さんは何の作品を思い浮かべますか?
私はやはり「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」ですね。
あらすじを改めて読み返してみたら、結構内容を忘れてしまっていることに気付き、時の流れを感じて怖くなりました。

夏目漱石の本名は「夏目金之助」といいます。
彼は1867年2月9日に生まれました。
かなり複雑な幼少期を過ごしたようです。
学生時代は転校を繰り返していたようですが、17歳で大学予備門に入学した後、正岡子規と出会い、友情を深めます。
漱石はかなり優秀で特に英語がずば抜けていたらしいですが、ほとんどの教科で主席だったようです。
すごいですね…。

漱石は10台の事から様々な場所で教師として働きました。
この間もたくさんの出来事がありますが、38歳のとき「吾輩は猫である」を執筆して発表します。
その後立て続けに作品を出し、作家として活躍していきます。
しかし、43歳の時に胃潰瘍を患い、療養生活となります。
44歳の時「漱石の日」の由来となった出来事があり、45歳で「こころ」含む後期三部作を完成させます。
そして49歳の時に胃潰瘍が再発し、無くなってしまったようです。

学生の頃に漱石について勉強しましたが、今改めて調べてみると漱石の人生がいかにすごいものだったのかが分かりました。
細かいところはかなり割愛していますので、気になる方は是非お調べになってみてください。

今日も幸せな一日になりますように。

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